(写真は例です、投稿内容とは関係ありません)
トヨタ86(ZN6型)のアライメントポイント
ZN6型のトヨタ86は、リア駆動のスポーツカーで、シャープなコーナリング性能とドライバーに対するフィードバックが強調されています。そのため、アライメントの調整には細心の注意が必要です。特に、トー角(タイヤの内向き・外向きの角度)やキャンバー角(タイヤの傾き)は、トヨタ86の特性を活かすための重要な設定項目となります。
フロントアライメントの調整
フロントアライメントは、特にトー角とキャスター角が重要です。トヨタ86の場合、フロントのキャンバー角はネガティブキャンバー(内向き)に設定することで、コーナリング時の接地面積を広げ、安定性を向上させることが可能です。
また、キャスター角を増加させることで、直進安定性が向上し、高速走行時のハンドリングがスムーズになります。これにより、安心して走行を楽しむことができ、特にサーキット走行でのコーナリング性能を大きく引き上げます。
リアアライメントの調整
リアのアライメントでは、特にトー角とキャンバー角が重要です。トヨタ86のリアサスペンションはマルチリンク式のため、細かい調整が可能です。リアのトー角を調整することで、車の直進安定性やコーナリング時の安定感を確保します。
リアのキャンバー角は、ややネガティブに設定することで、コーナリング時のグリップ力が向上し、タイヤの摩耗も均等に保つことができます。これにより、特にサーキット走行やワインディングロードでの操縦性が大幅に改善されます。
アライメント調整後の効果
アライメント調整を行うと、以下のようなメリットが得られます。
- 走行安定性の向上:まっすぐ走る力が強まり、コーナリング時の安定性が格段に向上します。
- タイヤの摩耗を均等化:タイヤが均等に接地し、寿命を延ばすことができます。
- 燃費の改善:タイヤが正しく設置することで、不要な抵抗が減り、燃費が向上します。
アライメントが狂うと走行性能に大きく影響するため、定期的な調整が必要です。
さらに、サーキット走行を楽しむオーナーも多く、アライメントの微調整によってハンドリングのフィーリングが大きく変わるため、個々の走行スタイルに応じたセッティングが求められます。
施工事例:ZN6型トヨタ86のアライメント調整
今回の施工では、トヨタ86(ZN6型)のフロントおよびリアアライメントの調整を行いました。
- 車両情報:トヨタ86 ZN6型、サーキット走行を視野に入れた調整
- フロントアライメント:キャンバー角、トー角はコーナリング時の安定性・直進安定性を重視。
- リアアライメント:コーナリング時のグリップ力を最大限に引き出す。トー角はわずかに内向きで設定し、安定感を保ちつつもハンドリングのレスポンスを高めた。
アライメント調整の費用と作業時間
- 費用:トヨタ86のアライメント調整費用は、1回あたり15,000円です。サーキット仕様や特殊な要望もお気軽にご相談ください。
- 作業時間:作業には約1〜2時間を要します。※要事前予約
神奈川・横浜のアライメント調整はワークスにお任せください。
シャコタン、エアロ装着車でも光学式のテスターにより調整可能です。お気軽にお問い合わせください。
※21インチまでは対応可能、22インチ以上は作業不可です
※極端なシャコタン、ホイールがフェンダーに被っている車両は作業不可です。
軽自動車~輸入車まで均一価格の15,000円で実施しています。